JA東京あおばは、日頃から地域や警察署と連携して特殊詐欺防止に努めています。年末年始は特に、金銭や物流が動く時期で注意が必要です。 JAは、第9次中期経営計画(農業振興計画含む)の中で、「対話運動を通じた組合員とのつながり強化」を行っています。渉外担当者が、日常的な訪問活動を行うなかで、組合員の行動が不可解に感じ、特殊詐欺を未然に防ぐことができた一例を紹介します。 赤塚支店渉外担当加藤裕哉職員は、「普段は些細なことでも相談してくれる組合員が、自ら支店窓口で定期預金を解約し、普通貯金に入金しました」と上席から聞かされ、すぐにその組合員に理由を聞いたが、曖昧な回答でした。 後日、その組合員から「家族にも相談しにくいことがあり、悩んでいる。相談に乗ってくれないか」と加藤職員に話がありました。その後、すぐに自宅を伺い、事情を聴くと「間違いなく特殊詐欺の手口」と加藤職員は確信しました。上席に一部始終を伝え、その後警察にも相談し、未然に特殊詐欺を防止することができました。 渡部勝支店長は「加藤職員は、日頃から組合員とのコミュニケーションをよくとれているからこそ、異変に気付き、特殊詐欺を防ぐことができました。家族にも相談しにくいことを渉外担当者に話してもらえたことは、本当にうれしい。今後も、特殊詐欺防止に努めていきたい」と話しました。 後日、加藤職員は、警視庁高島平署から感謝状を受け取りました。
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