活動報告ブログ

板橋地区女性部 備蓄食品の販売イベント開催
板橋地区女性部は3月10日~18日、板橋地区アグリセンターとファーマーズショップにりん草で備蓄食品の販売イベント「おうちで備えるキャンペーン」を開きました。地域住民に向けた防災活動を企画する中で、同部役員の発案で板橋区地域防災支援課に相談し、区の事業として行っている同キャンペーンに参加しました。JA店舗で備蓄食品を揃えて販売しました。
当日は女性部員が店頭に立ち、備蓄食品の試食、抽選会の実施や※ローリングストックの呼びかけなどを行いました。(※普段の食品を多めに買い置きし、古いものから消費して消費した分買い足すことで、常に一定量食品が備蓄されている状態を保つ方法)
同部本橋玲子部長は「全国で規模の大きい地震が増えています。多くの方にローリングストックの考え方が浸透するよう、今後も呼びかけたい」と話しました。同部では今後も継続的に地域住民が防災について学べる機会を企画していく予定です。

消費者と生産者のために 野菜詰め放題開催
練馬地区アグリセンターとふれあいの里では、3月10日(月)から14日(金)の4日間、「決算お客様大感謝祭」と題し共同イベントを開きました。両店舗でそれぞれ2,000円以上の会計をしたお客様に米の一部銘柄を1割引きで販売するほか、練馬区内産農産物の詰め放題を500円で実施。ふれあいの里の詰め放題は17日まで開きました。
詰め放題は、農産物価格の高騰が続くなか、手に取りやすい価格帯で販売し、地場産農産物をPRするほか、3月は生産者が次の作付けに向けて畑に残っている冬野菜を片付ける時期であり、それらをJAが買い取り販売することで、生産者の所得向上を目的としています。
初日の10日、詰め放題ブースにはニンジンやミニトマト、リーキなど様々な野菜が並べられ、練馬地区アグリセンターでは59人が詰め放題に参加し盛況となりました。
企画した岩井則幸センター長は「農産物価格の高止まりが続いているが、こうしたイベントを通して地場産の魅力を再発見してほしい。今後もお客様がワクワクする店舗をめざしていきたい」と話しました。

熟成させることでさつまいもの糖度がアップ!(ショート動画)高橋範行さん
今回のショート動画は、石神井地区で有名な「ベジファームかのん」の高橋範行さん。
今回は、「熟成さつまいも」にクローズアップ!熟成させることでさつまいもの糖度が増え、甘味が増します。
ぜひ、ご賞味ください。(画像をクリックするとショート動画が流れます)

教育文化活動の重要性を再確認
JA東京あおばは3月1日(土)、石神井支店で令和6年度教育文化活動セミナーを開きました。地域に根ざすJAとして教育文化活動の重要性を再確認することを目的に、JA役職員や青壮年部員、女性部員らが参加しました。
一般社団法人家の光協会より2人が講師を務めました。「『家の光』の活用」と題して、共通の物差しを基にした会話の重要性について話し、事業部ごとに活用できる記事を紹介しました。
また、組合員の発表として、女性組織活動体験発表を大泉地区女性部の加藤優子さん、青壮年組織活動実績発表を大泉地区青壮年部の髙橋徹さんが発表しました。
参加した職員は「家の光を活用し、部署内や組合員とのコミュニケーションづくりを大切にしていきたい。組織部会の活動内容を知る良い機会となりました」と話しました。


営農の省力化・効率化へ管理機等の実演会
JA東京あおばは、組合員からの要望を取り入れながら定期的に農機実演会を開いています。2月26日(水)には、今年度2回目となる実演会を開きました。今回は、管理機のアタッチメントについての内容で、クボタアグリサービス(株)のほか、(株)藤木農機製作所、(株)宮丸アタッチメント研究所の担当者を講師に招き、組合員7人が参加しました。管理機の基本的な仕組みやマルチャーについての説明を中心に、畝立て機や培土機等、アタッチメントそれぞれの用途や特徴について説明がありました。参加者らは、実際に畑で動く様子を見て、手で触れて、体験していた。参加した若手生産者は「実演を見ることができ、自分が使うイメージが湧きました。管内でこうした機会があるのもありがたい」と興味深く多くの質問を投げかけていました。

青壮年部若手がマルシェ開催
練馬地区青壮年部若手メンバーでつくる「NERIMA Farmer‘s Merket」は2月20日(木)、練馬区役所アトリウムでマルシェを開きました。区内産のダイコンやキャベツ、ホウレンソウなど葉物野菜や珍しい野菜、地元飲食店の弁当などが並び、10時の開店前から多くの来場者が訪れました。
同青壮年部の若手が、地元の消費者や練馬の農産物を伝えられる場所をつくりたいと「NERIMA Farmer‘s Merket」を2017年に結成しました。
マルシェの参加者は「区役所の用事ついでに訪れてみました。普段なかなか手に入らない珍しい野菜もありとても楽しい。今後も区役所でのマルシェに期待したい」と笑顔で話しました。

カキの剪定 仲間からわかりやすく学ぶ
JAでは、練馬区大泉地区の生産者で東京都指導農業士の荘埜晃一さんが講師を務める「カキの剪定講習会」を開きました。今回は2回開催し、果樹組織協議会と練馬地区果樹園芸部会は合同で2月5日(水)、大泉地区果樹部会は2月12日(水)に開きました。
荘埜さんがチョークで幹に線を引き、基本となる枝をわかりやすく示したうえで剪定のポイントを説明しました。参加者からは剪定のほかにも、病害虫防除や施肥についてなど多くの質問が上がるなど、同じJA管内の生産者同志だからこそ話せる悩みや具体的な営農技術の情報交換が行われました。
参加した部会員は「今回学んだことを日々の営農に活かしていくことが大切。秋においしいカキが収穫できるよう早速実践したい」と話しました。
管内では、カキのほかにもブドウやブルーベリー、カンキツなど多くの樹種が栽培されており、それぞれの樹種についても収量確保、品質向上に向けて剪定や摘果などさまざまな講習が開かれています。

児童に地域農業の魅力を伝える
JA東京あおばは1月31日(金)、地元小学校3年生の社会科見学の受け入れを行いました。児童と先生を合わせて85名が参加しました。JAでは、毎年社会科見学の受け入れを行っており、令和6年度は、7校562名の児童が見学を予定しております。
当日は、JAの仕事内容や管内農業の特徴など、クイズも交えながらスライドで説明しました。児童らも積極的に参加し、メモを取りながら熱心にJA職員の話を聞いていました。実際にJA直売所やトラクター、肥料倉庫も見学し、JA直売所ならではの魅力を伝えました。トラクターの前では、使い方などを説明し、児童も興味津々でした。
地域振興部本橋章宏部長は「今回の見学を通じて、子どもたちが地域農業への関心を持つきっかけとなれば嬉しい。今後も、関係機関と協力しながら、次世代へ農業の魅力を伝えていきたい」と話しました。

五郎島金時の産地 金沢視察
石神井地区青壮年部・そ菜部営農研究会は1月28日(火)、石川県JA金沢市と有限会社かわにを視察しました。視察地は、サツマイモ栽培や加工について学ぶため、五郎島金時の産地である金沢としました。
JA金沢市では集荷場とキュアリング施設を見学。五郎島金時の歴史や甘藷の栽培技術、収穫から貯蔵・キュアリング・出荷までの流れを学びました。特徴なのは、出荷規格が30もあり、多様なニーズに応え、秀品の価値を高めることができます。
有限会社かわには五郎島金時の栽培・販売・加工を行う農業生産法人。加工施設を見学後、都市農業とは異なる大型産地の経営やブランディングを学びました。自社で作る焼きイモペーストは多くの製菓業者で利用されるほど高品質で人気が高いです。
参加者からは「イモ堀りの需要が多い都市農業の利点を活かして、新たな取り組みをしていきたい」と話しました。

大泉新鮮直売組合30周年記念式典開催
大泉新鮮直売組合は1月23日(木)、同組合設立30周年記念式典をJA直売所ファーマーズショップこぐれ村で開催しました。同組合は、1994年に設立し、東京都23区で初めてオープンした農産物直所を運営した団体です。現在では77人が加盟し、売上げは、1億円を超えるほどになりました。
式典では、結成以来同組合を支えた渡邉和嘉さん、白石好孝さんが記念講演を行い、当時の結成やあゆみを振り返るとともに、今後の発展を誓い合いました。
同組合荘光男組合長は「これまで大泉の都市農業を支えた生産者の仲間、地域の方に感謝したい。これからも安全でおいしい農産物を届けられるよう努力を続けていきたい」と決意を語りました。
来賓として出席した鈴木正明地域振興本部担当常務は「30年間、地域に新鮮な農産物を届け続けた組合員皆さんの努力に敬意を表したい。これからも地元農業の発展を共に支えていきたい」と祝辞を述べました。
