練馬大根伝来種の種とりを行いました

練馬大根伝来種の種とりを行いました

 7月23日、練馬区の白石好孝さんの畑で練馬大根伝来種の採種作業が行われました。当日は、同じく伝来種を栽培する渡戸章さん、五十嵐透さんのほか、管内の農業者、都・区・JA職員が参加しました。

 種は、練馬大根伝来種保存委託事業に参加する白石さんの畑で採ったもので、さや踏みや殻と種を分別するための唐箕(とうみ)がけなどをし、約3.8万粒が採種されました。

 白石さんは「今年も良い種が取れました。後世に練馬大根をつなげられるよう栽培を続けていきたい」と話しました。

 今回採れた種は、区内の小・中学校を中心に配られ、食農教育活動や地域文化の伝承に活用される予定です。練馬大根は11、12月にかけて収穫・販売され、翌年2月には「たくあん漬け」としてJA直売所などで販売されます。