江戸東京野菜コンシェルジュ協会が「馬込半白キュウリ」栽培講習会を開催しました
江戸東京野菜コンシェルジュ協会が「馬込半白キュウリ」栽培講習会を開催しました
5月7日(土)、江戸東京野菜コンシェルジュ協会は、練馬地区青壮年部員の渡戸さんの圃場で、江戸東京野菜に認定されている「馬込半白キュウリ」のプランター栽培講習会を開催しました。江戸東京野菜の栽培を通じて生産者と消費者をつなぐ新しい取り組みです。講座には、練馬区在住の方だけでなく、江戸東京野菜に興味のある都内生産者等をはじめ総勢18名の参加があり、講師は渡戸さんが務めました。
江戸東京野菜とは、江戸時代から昭和40年代頃まで東京都内の農地で数世代以上にわたって栽培されていた固定種の野菜をいい、現在42種類が認定されています。今回のテーマである馬込半白キュウリは、瓜と「大井胡瓜」を掛け合わせて改良したもので、上部から下部にかけてだんだん色が白くなっていく見た目も特徴的なキュウリです。渡戸さんは20年ほど前に、馬込半白キュウリの種を譲り受けたことをきっかけに江戸東京野菜の栽培を始め、現在では寺島ナスや馬込三寸ニンジン、尾島早生小麦など様々な江戸東京野菜の栽培を行っています。また、同協会より江戸東京野菜コンシェルジュの認定も受けています。
参加者は渡戸さんの指導のもと、60センチメートルのプランターに2本の苗を植えました。江戸東京野菜は古くからの在来種のため、プロの農家にとっても栽培は難しいと言われています。収穫が楽しみですね。